top of page
  • 執筆者の写真智史 廣瀬

初めまして

更新日:2024年1月1日

 皆さま初めまして。姫路お刀同好会を主催しております、ヒロセと申します。


15年前に作ったスーツが着られるようになったので、嬉しくて写真を撮って貰いました。


 姫路お刀同好会は、「美術館で、ガラス越しにしか日本刀を観たことが無い」「実際に一度手に取って日本刀を観てみたい」と言う方を対象に、まず安全に。そして「日本刀」という美術品を、正しく扱うことで、美術品に傷を付けることなく鑑賞するマナーを共有する会としてスタートしました。


 全くの初心者を対象とするため、日本刀の鑑賞のポイントである「①姿②地鉄(「ぢがね」と呼びます③刃文④帽子」の「見かた」をマンツーマンで、講師が横について、体のさばき方。光源の採り方。そしてどのような見え方が正しいのかを伝える。というやり方を取っています。


 また、一項目が終わるとすぐに次の方に代わる、いわゆる「回遊魚方式」をとっておりますので、他の人が悪戦苦闘する姿をみて、「ああ、ああいう風にするといけないんだ」「あの人は上手く観ているな」と、内省的に自分の観方を考えられる。という工夫もしております。


 そして大切なことは、「余程の問題が無い限り、来る方を選ばない」ということです。流石に小学生を連れてこられるという方にはお断りを申し上げましたが、中学生以上であれば、保護者の方が同席してくだされば、問題なく受け入れております。


 最近はゲームから入ってきた方も多く、そういう方は一度きりで来なくなってしまわれる方も多いのですが、それはそれ。

 「私、真剣を実際に持ったことがあるよ!」と言えるだけでも、その方の人生のイベントになるのかな。と思っています。


 またこの会では、「沸、匂」、「五ヶ伝」などの専門的な用語は一切教えません。聞かれたらお答えしますが。なにより大切なのは、「日本刀がその人に響くかどうか」であると思っているからです。


 世に美術品は多数あります。私も日本画や漆芸。書や七宝、焼き物などが数寄で、少々収集したりもしております。「日本刀だけが美術品である」とは、全く言えません。


 ただし、日本刀に「ガチン!」とハマる方がみえるのですね。それこそ1000人に1人。


 この会は、そういう方を探しております。そして、熱心に通ってくださる方には、さらに名刀を鑑賞できる会にお誘いを差し上げております。無論、無理強いはしません。


 いずれにせよ、同好の士が集まることは楽しい事で、名刀鑑賞会で、「ヒロセさんに勝ちましたよ!」と無邪気に言ってくる高校生などは、本当に好ましく思っております。


 日本刀は「武器」です。

 正しく扱わねば、やはり怪我の可能性がありますし、このような初心者の会であっても、鎌倉期の刀をお出ししたりしますので、それに傷が付くことは、文化遺産の損傷にもなります。


 この会から名刀鑑賞会に行かれた方で、マナーを咎められた方は一人もみえません。

 

 是非一度足を運ばれて、あなたがもし、真剣が持つ美しさに心をつかまれてしまったならば、日本人が完成させた、美しい鉄の芸術を巡る旅に、一緒に旅立ちましょう。


令和五年十二月二十四日 廣瀨智史 かく

 


閲覧数:51回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page