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執筆者の写真智史 廣瀬

第25回姫路お刀同好会を開催しました。

「はい!みなさんここ大事!テストに出ますよー!」


いきなり授業風景みたいになってますが、今回から、午前中に、兵庫支部に参加されている方にミニレクチャーを入れることにしまして。


以前にもちょっとやってたんですが、「なんか反応薄いな」って止めちゃってたんですよ。が、後にその時作ったテキストがメチャクチャ役に立っているのを知って、「じゃぁ結局自分の勉強にもなるし、もう一回やろうか!」ということで授業復活!


今回は「古備前」中心にやりました。


「古備前なんて手に取るわけないじゃん!」って思われるかもしれませんが、兵庫支部は当たり前にそういうのが出てくる恐ろしい支部なので、このへんはキッチリ詰めなければいけません。


…と言っている僕が、古備前と古一文字を見分けられないのですが。



さてさて、いつもの通り始まりました姫路お刀同好会。

いつものように「姿」「地鉄」「刃文」「帽子」の順に「回遊魚方式」と誰かが名付けた方式で、初めての方でも安全に、しかも刀に傷を付けないような、しっかりとしたマナーをお教えします。


この会から本格的な鑑賞会に行かれた方で、マナーを注意された人、一人もいません。

また、25回の開催で、一人の怪我人も出しておりません。


ここは誇っていいかもしれない。


Xを観ていきなり途中から入ってきた方もみえたのですが、残念ながらお断りさせていただきました。最初からきちんと講習を受けていただかないと、安全が担保できないからです。扱っているのは文化財とはいえ、やはり武器。


この会に来ていただいた以上、傷ついていただきたくないし、刀も傷つけて欲しくありません。


時折ホワイトボードで観るポイントを解説しながら


今回はご新規さんが4名と、ちょっと少なめでしたが、皆さんメチャクチャセンスがあって、上手に観ていらっしゃいました。


拡がっていくと、ベテラン勢が適宜助手役を務めてくれます。なんて素晴らしい会だ!(自画自賛)


何が観えているのかな~?


今回は少人数とはいえ、非常に良い会になったと思います。


いきなり刀を文章化できる(美術の世界では、「イコノグラフィー」と言います)猛者が現れたり(可能性しか感じられんわ!)、「実は、刀を持ってきてるんです」って、凄い刀を出してくださった方もみえました(バッチリ外しました!だって初めて観たんだもの~)。


少数精鋭で、凄い方達が集まってくださったんですね。


2次会も、(僕的には)非常に大盛り上がりでした。


さてさて、毎回写真を撮ってくださるKさん。そして神戸から(!)ドライバー役として参加してくださったI様。そして何より集まってくださった沢山の皆さま。


今回も、本当に有難うございました。

一番楽しんでいるのは、実は僕です。3次会はいつものように倒れてKさんに連れて帰ってもらいました...。


令和六年四月一日

廣瀬智史 かく

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