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  • 執筆者の写真智史 廣瀬

第23回姫路お刀同好会を開催しました!

令和5年11月12日、第22回姫路お刀同好会を開催いたしました。

今回は会場費の高騰もあり、参加料値上げ&人数制限をかけさせていただいたのですが、それでもこの多さよ。


嬉しかったのは今回男性が多かったこと。

50過ぎのオッサンが、若い女子とお話しするのは正直緊張するのですよ...。

しかし教える上では男性も女性も関係ありません。

安全に、そしてしっかりと丁寧に。①姿②地鉄③刃文④帽子と、マンツーマンで観方を教えます。


しかし今回、なんか柄を握りすぎて、刀を巧く返せない人が多かったなぁ。

すかさずサポートに入って、握りを直します。

安全が第一です。

そして驚いたのは、「美術館でしか刀を観たことが無い」というのに、物凄い目をもった若者が参戦してきたこと。


え!普通、美術館でそんなことまで観えるの!?って用語まで、ポンポン飛び出すし、出題刀の見所も正確に押さえる。可能性しか感じられんわ。凄い!


…僕も刀を始めた頃、「月に100本見る!」と、いろんな美術館を回っていたことがありましたが、とてもそんなに詳しく観えなかったよ...。世の中、凄い才能がいるものです。


さて、そんなこんなで今回は全行程をなんとか時間内にこなすことができました。


今回は2回目の方も沢山来ていただいて、2次会へなだれ込み、支部鑑定会に見学希望が一気に4人も現れました。


この会に2回参加してくだされば、刀剣の扱いはきちんと出来ています。少なくとも変な癖のついたバイオリン弾くベテランより、刀の扱いは丁寧なはず。


安心して支部に参加していただけるのですが、さて何人残るのやら…。

なにやら、アユの稚魚を放流するような気持ち。


支部は2回まで見学できます。その後は入会が原則。


強制は全くしないので、初回の見学で消えていく人も沢山います。

残るのは、僕の肌感覚では4人に1人くらいかな?


が、仲間が増えるのは楽しいのですよ。

偉そうにこんな会をやってますけど、僕だって初心者です。みんなでワイワイ刀談義なんぞしたいわけですね。


毎回言うのですが、刀を本当に数寄になる人なんて1000人に1人です。

ただ、あなたがその1人かもしれない。


そういう数寄者を探すために、この会をやっています。


今回も怪我無く終えられて良かったと思います。

ご参加いただいた皆様、有難うございました。

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